賢者のワイン

2023/11/16 16:56


ワイン


フランス(ボジョレー地区のなかで上質なワインを産する村名ワインのひとつ「モルゴン」)

ドイツ (ドイツ産のシャルドネでつくる辛口白ワイン。ブルゴーニュの高騰でお買い得感増大中)

オーストラリア(スペインで上質な赤ワインになるテンプラニーニョ種の葡萄を使った辛口のロゼワイン)

ワインの詳しい説明は、会員専用サイトで公開しています。

https://member.kenja-wine.com/wine/%ef%bc%99%e6%9c%88/


講義動画


① 渋谷往男・東京農業大学教授(農業経営学)

農学者からみた日本のワイナリー経営

日本におけるワイナリーの経営には、すでに100年以上の歴史があります。先人たちは、気候風土や土壌と戦いながら、苦労して日本流の葡萄栽培を確立してきました。一方で、欧州で行われている葡萄栽培方式こそが正しく、日本においても「本場」の方式を導入すべきであるとの見解が主張されることがあります。山梨県の老舗ワイナリーを研究対象として現地調査を繰り返した経験を踏まえて、日本のワイナリー経営について農学者の視点から語ります。(聞き手:賢者のワイン店番・上野善久)


② 岸田一隆・青山学院大学教授(物理学)

書評コーナー「酒地書林」:魚 豊『チ。―地球の運動について―

地球の運動について扱っている天文学の本です。主人公を中心に物語が進まないという異例の漫画です。主人公が次々に代って、駅伝のタスキリレーのように受け継がれていきます。その受け継ぐものは何かといえば、アイデアです。そのアイデアとは、地動説です。15世紀のポーランドの大学教員に引き継がれ、その教え子の1人がコペルニクスでした。この本には大切なことが含まれています。それは、人に否定されることの重要性です。否定されるからこそアイデアがどんどんブラッシュアップされていきます。書名の「チ」は「地」でもあり「知」でもあったのです。(聞き手:賢者のワイン店番・上野善久)


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