賢者のワイン

ブーランジェリー・ジャンゴのパンです。

店番がいつも出勤時に通りがかるのですが、連日、朝から開店を待つ長蛇の列ができています。

先日など、列の先頭の人は、携帯できる折り畳みの椅子に、ひざ掛けを装備して座っていました。

いったい何時間待っているのやら？

日曜日の昼さがり、偶然、列がなかったので入ることができました。

バゲットは３種類ありました。

パンについては小麦や酵母の違いなど、詳しいことは何も知りません。

「いちばんクセのあるやつを下さい」といったら、お店の苦笑を誘ってしまいました。

なかでも、酸味が持ち味というバゲットを選んでくれました。

写真の右は、いちじくとクルミのセーグルです。

ライ麦を使っているパンなんだそうですが、武骨な外観が食べ手を挑発しているようです。

左は、干柿と柚子とヘーゼルナッツの入ったカンパーニュです。

ちょうどこの日までの季節限定品でした。

へ～。干柿や柚子がパンになるんですか。

弊社の本家母屋の裏手に柿の古木がありまして、２年に１度大豊作になるので、使途を考えているところでした。 

３種類のパンをとっかえひっかえ堪能しました。

どれもこれも大変おいしくいただきました。