2024/02/25 18:19
新規開店する店舗に置く商品を選定しています。
お店のコンセプトが「クラフト」ですので、扱う酒類もクラフト品になります。
なにをもってクラフトというかということですが、一般的には、機械による大量生産ではなく、手作りによる少量生産というイメージがあると思います。
基本的にそのようなことで結構かと思います。
とはいえ、「機械による少量生産」や「手作りによる大量生産」ということも、可能性としてはあり得ます。
酒類の生産には、酵母による醗酵の工程があります。
直接アルコールを生成するのは酵母の作用であり、人間はその手助けしかできません。
これは機械も同じです。
機械で醗酵を制御したりすることはできても、醗酵自体を行うことはできません。
また、機械というと、自動車や電気製品のような「組み立てる」工程がイメージしやすいのですが、酒類の醗酵は組み立てではなく、連続(プロセス)工程になります。
当店では、「少量生産」や「手作り」を基本概念として、比較的柔軟にクラフト酒類を集めていこうと思います。
種類としては、醸造酒はワインを中心に(清酒もあるかも)、蒸留酒はジンに特化しようと考えています。
クラフトワインとクラフトジンのお店として出発します。
わずか6坪の極小店舗ですので、あれもこれもと手を拡げることができません。
クラフトの街・蔵前にまたひとつ新しい名所ができたといわれるように、特徴のある品揃えをしたいと思います。