賢者のワイン

2024/03/06 13:19




外壁をどうするか?

 

当店のデザインの基本線は「和モダン」です。

 

浅草地区のインバウンドのお客様にもご来店いただくには、日本風の雰囲気が喜ばれます。

 

どこまでも続く赤い鳥居のトンネルが外国人観光客に大人気だからといって、極端に振れすぎると野暮ったくなって、日本人のお客様には敬遠されてしまいます。

 

畏れ多くも上皇陛下が天皇のときに会見された背景に、紙と桟(さん)だけの障子しか映っていなかったことに、世界中の王侯貴族、建築家、芸術家などが腰を抜かしたと伝えられます。

 

周囲と店内に色目を合わせ、わずかに凹凸をつけることで違いを出すようにしたいと伝えました。


腕利きの左官屋さんが、櫛引の技を披露してくれました。

シンプルながら単調にならないように、ほのかな「ゆらぎ」が絶妙なころあいで表現されています。


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