2023/11/29 23:17
「ワインと料理を合わせたい」という話が出るたびに、「ワインもまだまだだな~」という感を新たにします。 「ビールに合う料理は何ですか?」という質問は、ほとんど聞いたことがありません。もっといえば...
2023/11/27 15:44
国立能楽堂で、宝生流の「阿漕(あこぎ)」を観ました。「あざとい」ことの代名詞になっている阿漕は、いまの三重県にある阿漕ケ浦という名の海域です。伊勢神宮にお供えする神饌を獲るほかは禁漁となっている掟...
2023/11/25 15:20
◆ワインイタリア(柔らかい口当たりの中に秘めたる底力を漂わせるスーパートスカン)アメリカ(カリフォルニア産のシャルドネに求めるエッセンスが凝縮した典型例)フランス(香りの高いアルザスのゲヴュルツトラ...
2023/11/25 10:40
書評 長沢伸也・編著、杉本香七・著:カルティエ ―― 最強のブランド創造経営 ~ 巨大ラグジュアリー複合企業「リシュモン」に学ぶ感性価値の高め方(東洋経済新報社、2021) 最初にお断りしておきます...
2023/11/21 13:04
「フルコース」は19世紀の遺物 から続きます さて、このような正式晩餐会の献立表には、同時にサーブされるワインの銘柄とビンテージも記載されていますので、非常に興味深く参考になります。 ...
2023/11/20 16:43
ワイン愛好家は、フランス料理の愛好家である確率も高いと思います。 賢者のワインのリベラルアーツ専門家としてもおなじみの宇田川悟氏は、パリ在住経験の長い食文化の専門家です。 氏の論文によりま...
2023/11/19 13:23
野中郁次郎、竹内弘高・著、黒輪篤嗣・訳:『ワイズカンパニー ―― 知識創造から知識実践への新しいモデル』(東洋経済、2020) 野中、竹内の名著『知識創造企業』(1995)の続編が25年後に出ました。前著...
2023/11/16 16:56
◆ワインフランス(ボジョレー地区のなかで上質なワインを産する村名ワインのひとつ「モルゴン」)ドイツ (ドイツ産のシャルドネでつくる辛口白ワイン。ブルゴーニュの高騰でお買い得感増大中)オーストラリア(...
2023/11/16 09:47
きょうはボジョレーヌーボー解禁日ですが、これについてはまた改めて。 その前提としまして、写真のようなワインがスーパーなど小売店の目立つ場所に堂々と売られていることについて、触れておく必要があり...
2023/11/14 21:56
ワインの栓にはコルクが用いられていますが、最近ではコルク樫も稀少となり、全てのワインに用いるほど安価ではなくなりました。そこで、人造コルクが登場し、合成樹脂を使ってコルクのような形状に形成している...
2023/11/13 15:00
ワインの発祥の地をめぐっては、世界中で争いがあります。 「人類最古のワインは当地で造られた」と自称する地域が地球のあちこちにあります。簡単に発祥の地を決めることは不可能ですし、あまり意味があり...
2023/11/11 16:45
1989年に初版が出て、2008年と記載のある手許の実物には13版とありますから、ロングセラーです。 ≪とかくこれまで「発酵」というと、酒やチーズの製造といったごく限られた範囲でとらえられてきたが、本書の...
2023/11/10 22:36
さいきん、東京の中心部では、新興のお鮨屋さんが静かに増えています。統計データを取ったわけではなく、あくまで業界動向から得られる感覚ベースなのですが。 そう思っていたら、鮨屋(註、「鮨」は「寿司...
2023/10/02 14:35
あんなに暑かった夏が過ぎると、ワインの選定も急に秋モードになります。涼しくなると、虫の声とともにシャルドネの声を聴きたくなるから不思議です。シャルドネの愛好家は、樽の効いたワインから湧き上がるバタ...
2023/09/24 08:27
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものです。猛暑が過ぎると赤ワインが恋しくなります。倉庫の定温セラーから発掘されました。随分と前に企画して好評を博した2本セット。最後の1セットが残っていました。木箱...